今回、問合せフォームからご連絡いただいた就活生の方のリクエストにお答えして、ソフトバンク・テクノロジーの企業情報についてまとめてみようと思う。
(問い合わせいただいた方、ありがとうございました)
個人的にソフトバンク・テクノロジーの方とは仕事をしたことがあるため、そこでお会いした方などの印象などを踏まえつつ、ソフトバンク・テクノロジーがどのような会社であるのか整理したい。
ソフトバンク・テクノロジーの基礎情報
ソフトバンク・テクノロジーは、ソフトバンク技研というソフトバンクの技術系研究会社を出自としており、技術力に優れた会社だ。
現在でも、約50%の株式をソフトバンクが所有しており、ソフトバンクの子会社という位置づけである。
事業面では、大きく「個人向けビジネス」「ソフトバンクグループ向けビジネス」「グループ外向けビジネス」の3本柱となっている。直近でいえば、これら3本柱は、ほぼ同じ売り上げ規模となっている。
個人向けビジネス
「個人向けビジネス」とは、具体的に言えばECサービス(インターネット上の商取引・例えば楽天やアマゾン)である。
といっても、別にソフトバンク・テクノロジーが自社の製品をECサイトで売っているわけではなく、他社のECサイトの開発・運用保守をすべて請け負うビジネスである。
売上的にはとても大きいが、ECサービス自体の利益率が低いこともあり、利益はあまり上がっていない現状だ。
社外・社内向けビジネス
それ以外の「ソフトバンクグループ向けビジネス」「グループ外向けビジネス」は、単純にお客さんが社内か社外かという話である。SIerの分類でいえば、外販もやるユーザ系SIerといったところか。
いわゆるSIerビジネスであるシステムインテグレーションやインフラ構築はもちろん実施しているが、ソフトバンク・テクノロジーズはビジネスの多角化を進めており、特に力を入れているのがクラウドビジネス、データ分析ビジネス、セキュリティ関連ビジネスだ。
特に伸びているのがクラウドビジネスで、Microsoft Azureの代理店としてオンプレシステムをクラウド化する仕事が増えているようだ。また、Office365(Officeのクラウドサービス)の導入も近年多くの会社で取り組まれており、ビジネス規模は拡大していることだろう。
また、セキュリティ面については日本全体でのセキュリティ意識の高まりにより、現在入れ食い状態だろう。この会社に限らず、セキュリティ案件はどんどん増えているのが現状で、大きなビジネスチャンスとなっている。
データ分析ビジネスについては、あまり伸びていない。そもそも、データ分析(いわゆる可視化やAIなどと呼ばれるもの)が一過性のブームに近いものがあるため、しょうがない面もある。
全体的に見て、技術力を生かして新しいことにどんどんトライしている、しかもある程度実績も出ている会社なのではないかと思う。
職場・会社規模・財務状況
従業員数は1000人程度で、いわゆる中規模の会社だ。
近年従業員数を拡大している傾向にあり、勢いのある会社といっていいだろう。
余談だが、会社の規模の見方として、1000人で一つの区切りがあると思ってよい。というのも、1000人を超えてきた会社は、だんだんと統制を取るのが難しくなっていくため、いわゆる「ルールのためのルール」のような効率性を落とす管理が進むようになる。(これは大人数を統制していくためにしょうがないことなのだが)
1000人までは、まだ何とか細やかな統制を図っていかなくても、ギリギリ統制が取れる範囲である。1000人の会社と10000人の会社での働きやすさ(つまりどれだけ社内ルールに縛られるか)はかなり違うものになることを認識しておいた方が良い。
職場は新宿。ソフトバンク自体が汐留にあるため、汐留にもオフィスがある。
財務状況は健全で、売上も利益も順調に推移している。
社風
ソフトバンク全体に言えることだが、社風としてはイケイケに分類されると思う。
その中でも、ソフトバンク・テクノロジーの方とお会いすると、「イケてる技術者」という印象をもつ方が多い。
また、全体的に若い人が多く、打ち合わせなども若手が続々と出てくる感じだ。
ソフトバンクの看板の元、大企業の傘下にいながら、自由闊達な雰囲気を持っているいい会社だと思う。
ソフトバンク自体がまだギリギリ若い会社ということもあり、大企業病(無駄な手続き・無駄な会議・社内政治などなど)に感染していないと個人的には思う。(10年後は分からないところだが)
給料・福利厚生
給料については、決して高い水準ではない。平均年収は670万程度。若い会社ではあるが、平均年齢は37歳なので、30歳くらいでの平均年収は600万いかないくらいになるだろう。
福利厚生については、残念ながらよくわからないが(さすがにビジネス上の付き合いの人に「御社の福利厚生は?」とは聞けない)、HP等で確認する限りでは特筆することはなく、普通の内容かなという印象だ。
まとめ
総じていえば、新しいことにどんどん取り組み、成果も上がっている勢いのある会社であるが、給料水準や福利厚生については平均的、というのがソフトバンク・テクノロジーの現状ではないかと思う。
給料よりも良い環境で新しいことに(しかも若いうちから)どんどんトライしたい、という人であれば、ぜひ選択するべき会社ではないだろうか。
エンジニアとしてのキャリアを志望している人が、新卒で入る会社としてはなかなか良い選択ないかと個人的には思う。
効率的に就活をしよう
大学生は忙しい。講義に、サークルに、バイト。就活に使える時間は限られている。
Webで情報を検索してこの記事を読んでいるあなたは「コスパがいい」就活を目指しているのではないだろうか。
実は、効率の良い就活を行うための方法は、いくつもある。
スカウト型サービスとは
一つは、ほっておいても企業からオファーが届く「スカウト型」のサービスを利用することだ。
具体的には、「キャリアチケット」のアプリがおすすめ。
キャリアチケットは、就活生の5人に1人、年間8万人が登録しているサービスである。賢く就活をしている人たちの間では、ほぼ必須のサービスになったと言えるのではないだろうか。
こちらのリンクから、ぜひアプリをインストールしてみてほしい。簡単な5つの質問に答えるだけで自分の価値観にあった企業からオファーが来るようになる。
<キャリアチケットスカウト>
また、「キミスカ」と「Offerbox」も活用すると良い。どちらも、毎年10万人の就活生が利用するしているサイトで、登録するのが当たり前のサイトだ。
<OfferBox>
<キミスカ>
エージェント型サービスとは
もう一つは、就活エージェントがあなたの就職活動を全面的にサポートしてくれる「エージェント型」のサービスだ。
そもそも就活エージェントサービスについて知らない人のために少しだけ補足しておく。
就活エージェントとは、エージェントと呼ばれる就活のプロが、企業とあなたの間に立ってあなたの就職活動をサポートしてくれるサービスのことだ。
通常であれば、就職活動をする場合、申し込んだ企業の選考はすべて自分で対応しなければならない(当たり前だが)
具体的には、企業に応募して、説明会を申し込み、面接の調整を企業の採用担当者と直接やりとりすることになるだろう。
エントリーシートや履歴書の内容は自分で考える必要がある。
面接の時は、事前に面接の対策をしてくれる人がいなければ、面接を受ける会社のことを自分で調べなければならないだろう。
就活エージェントサービスは、これらをすべて代行してくれるという強力なメリットがある。
そして、これらの就活のサポートは全て無料である。
なぜ無料で受けられるかというと、就活エージェントが提携している企業(つまり新卒者を探している会社)から料金をもらっているから。
もし、内定が出なくて困っていたり、面接に何回も落ちてしまっている人は、エージェントに自分に合った優良企業を紹介してもらい、まず一つ内定を貰ってしまうことをオススメする。
具体的にはどのエージェントに申し込めばいいのだろうか。IT業界への就職を考えている場合、IT業界に強いエージェントを選ぶべきだ。具体的には、「レバテックルーキー」が最有力候補となる。
レバテックルーキーは、新卒でITエンジニアになりたい学生の就職活動をサポートする、ITエンジニア専門の就職エージェントだ。ITを専門にサポートを行うエージェントは少ないため、最初の選択肢となるだろう。
興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。
<レバテックルーキー>
一方で、いきなりエージェントと相談するのは少し緊張するという方もいるかもしれない。そのような方におすすめなのが、オンライン型のエージェントサービスだ。オンライン型のサービスであれば、自宅で落ち着いて話ができるだろう。
オンライン型サービスでおすすめなのが「キャリセン就活エージェント」。興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。
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