【就活】IT業界におけるOB訪問のポイント

就活は情報戦だ。

情報を制する者が就活を制するといって過言ではなく、極論を言えば就活はどれだけ情報を入手できるかがすべてといってもよい。

情報収集する方法は、インターネットを見たり、企業説明会に行ったりするなど様々あるが、最も有力な方法はOB訪問だ。

OB訪問で得られる情報は、インターネットや企業説明会では得られない、生の情報である。

 

企業は、普通自分たちの良い面しか発信しない。彼らの目的は優秀な学生をたくさん集めることなので、少しでも自分たちは良い会社であるとアピールするのだ。

一方で、OB訪問では唯一、企業の悪い面を聞き出せる可能性がある。それがOB訪問の大きなメリットだ。

 

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IT業界においてOB訪問は有効な手段

さらに言えば、IT業界を志望する際には特にOB訪問が重要となる。

IT業界の多くの会社は、自社のビジネスを理解していることを、採用の際の重要な条件と考えている。

というのも、学生のあいだにSIerなどのIT業界に触れている人はまれで、多くの人は具体的な仕事内容のイメージを持っていない。それゆえ、入社後のミスマッチにより、IT業界は離職率が高くなってしまう。

これが例えば食品業界だったら、商品のイメージも仕事のイメージも明確で、分かりやすい。しかしIT業界は違う。

私が知っているあるIT企業では、入社後のミスマッチを避けるために、OB訪問を必須にしているケースもあるくらいだ。

 

よって、IT業界を目指す就活生は、積極的にOB訪問をしていくと良い。

 

OBは基本的にやさしいし、何でも教えてくれる

もう一つ、OB訪問をすべき理由をあげるなら、すでに社会に出ている先輩は、学生にすこぶる優しいということだ。

社会人は、学生の力になりたいと思っている人が多い。聞けば何でも教えてくれる。ご飯もおごってくれる。少しお酒を飲めば、その場でしか聞けないような社内事情なども教えてくれるだろう。

私だって、連絡をもらえればいつだって駆け付ける。(もし私に個人的に相談したいという人がいれば、問い合わせフォームから連絡下さい)

 

統計データでは、OB訪問を利用する学生は全体の3割程度という結果が出ているが、これは非常にもったいないことだ。

しかし、逆に言えばOB訪問をするだけで、ほかの就活生が知らない情報を入手でき、その情報をもとにESや面接に挑めるのだ。

これは、情報戦である就活において、大きなアドバンテージと言える。

 

OB訪問先をどうやって見つけるか

問題は、そんな優しいOBをどうやって見つけるか。

一番は、自分の知っている先輩が、自分の行きたい会社に行っているケースだが、大抵そんな都合のいいことはない。

なんとかOBを探しだす必要がある。

 

有力な方法の一つは、志望先の人事部に問い合わせるというやり方だ。手間の面から断る企業もあるが、多くの企業では人事部に問い合わせることでOBを紹介してもらえる。

私も、人事部経由で大学の後輩からOB訪問を受けたことがある。

少しハードルが高いけれども、志望先へのアピールにもなるおすすめの方法と言える。

 

もう一つは、マッチングサービスを利用する方法だ。

人事部に問い合わせるのはハードルが高いなと感じる人には、ネット上でアポイント取りが完結するマッチングサービスをお勧めする。

具体的には、ビズリーチ・キャンパスなどがOB訪問のマッチングサービスの代表格と言える。

ビズリーチ・キャンパスでは、自分の出身大学の先輩とマッチングできるサービスで、学生はすべてのサービスを無料で利用できる。

 

このようなサイトに登録しているOBは、自分の意志でサイトに登録した人たちだ。

OBたちは、学生と会って話したからといってお金がもらえるわけでもない。つまり、このサイトに登録している人は、善意でOB訪問を受けてくれている人たちばかりということだ。

こういうサイトを利用すれば、OB訪問に対する不安は少し軽減されると思う。

 

私も、最近は減ってきたが、マッチングサービス経由でOB訪問を受けることがある。

 

ちなみに、大学にOB名簿があり、就職課などに行くと閲覧できたりもしますが、あれは全くオススメしない笑

情報が更新されていなかったりするので、役に立たないことが多い。

 

OB訪問のコツ

 ただ漫然とOBに会いに行っても成果はない。OB訪問に行くときには、事前準備が重要だ。

ポイントはたった1つ。

 

「OBに聞くことは予め考えておくこと」

 

逆に言えば、それ以外のことをする必要はない。

その会社について事前に調べるのも、必須ではない。(時間があれば会社のホームページくらい見てもいいかも)

OBは、優しいのだ。学生が自分の勤め先に詳しくなくても、学生だからという理由ですべて許してくれる。大丈夫だ。

 

 

OBに聞くことは予め考えておくこと

当たり前と感じるかもしれないが、質問は事前に考えておこう。

 

質問は、どんな突っ込んだものでもよい。遠慮なんかする必要、まったくない。聞きたいことを聞こう。

仕事をできるだけしたくない人は、残業時間について聞くもよし、出世したい人は会社で出世している人の特徴を聞くもよし。

OB訪問を受けてくれるOBは、おしゃべり好きが多いので、質問してあげればどんなことでも彼らは喜んで話してくれると思う。

 

逆に言えば、自分が聞きたくない質問をOBにすることはやめよう。

例えば、「御社の将来的な事業の展望はどうなっていますか?」という質問、本当にあなたは聞きたい?

聞きたいというなら止めないけれども、このような質問を受けたOBは、「???」となること請け合いだ。

その質問に対して就活生がどんな答えを求めているかわからないし、そもそも経営者でもない自分はそんなこと知らないし、となる。

なお、本気で会社の将来的な事業展開について調べたければ、会社のHPのIRという欄から株主向けの説明資料を見れば、必要な情報はすべてそこに書いてある。

 

就職活動はマッチングなのだから、自分がなりたいもの・やりたいことに対して、その会社が妥当かどうか判断することが重要だ。

自分がそれを判断するうえで必要だと思う情報を、好きに聞けばよい。

 

【主に女性向け】セクハラ対策

主に女性向けだが、OB訪問を口実にセクハラをしてきたり、ホテルに連れ込もうとするクソ野郎が存在する。

そういうやつは徹底的にぶちのめすことが大切。粉砕していこう。

 

そこまで過激なことはできない人は、事前防止策としてOB訪問をする時間と場所を、昼帯のランチか、午後のカフェなどにすることをお勧めする。夜の居酒屋などは危険だ。

会う場所として、OBの方から夜の居酒屋を指定してきた場合は、下心を持っている可能性がある。

怪しいようだったら、そのOBと会うのはやめよう。断ったことにより就活が不利になることは決してないから、大丈夫。
(普通の会社の人事はそんな細かいことを気にしたりしないし、そんな暇もない)

もし、夜の居酒屋で会うことが断れないようだったら、当日の音声を録音しよう。「お話ししたことを覚えて置けるようにしたいんです」とか言えば、OB側も断れないはず。

それを言うのも難しければ、隠れて録音してしまおう。

iPhoneやAndroidにはボイスレコーダー機能があるので、それを利用するのが手っ取り早い。

 

基本的に、たかがひとりのOBに採用可否を決める権力など絶対にない。

もしそんな会社があるなら、会社組織(ガバナンス)が成り立っていないことの現れなので、こちらから入社をお断りした方が良い。

OBに過剰に遠慮する必要など、まったくない。

 

お礼のメールを必ず送る

OB訪問が終わった後は、必ずお礼のメールをした方が良い。

もちろん、人間としてお礼をするべき、という意味もあるけれども、これはその後も継続的にそのOBとのコネクションを作っておくという意味合いが大きい。

選考が進むにつれて、OBに聞きたいことは変わってくるし、もしかすると志望先に入社した後に仕事上のつながりができるケースもある。人間関係は大切にしよう。

何より、お礼のメールをもらえるのは、OBとしてみたらうれしいのだ。

 

OB訪問は就活において最重要&必須

 繰り返すが、就活は情報戦だ。

世の中に出回っていない情報を入手する方法として、OB訪問は必須のやり方と言える。

少しハードルが高いOB訪問だけれども、積極的にやってみることをオススメする。

効率的に就活をしよう

大学生は忙しい。講義に、サークルに、バイト。就活に使える時間は限られている。

Webで情報を検索してこの記事を読んでいるあなたは「コスパがいい」就活を目指しているのではないだろうか。

 

実は、効率の良い就活を行うための方法は、いくつもある。

 

スカウト型サービスとは

一つは、ほっておいても企業からオファーが届く「スカウト型」のサービスを利用することだ。

具体的には、「キャリアチケット」のアプリがおすすめ。

キャリアチケットは、就活生の5人に1人、年間8万人が登録しているサービスである。賢く就活をしている人たちの間では、ほぼ必須のサービスになったと言えるのではないだろうか。

こちらのリンクから、ぜひアプリをインストールしてみてほしい。簡単な5つの質問に答えるだけで自分の価値観にあった企業からオファーが来るようになる。

<キャリアチケットスカウト>



 

また、「キミスカ」「Offerbox」も活用すると良い。どちらも、毎年10万人の就活生が利用するしているサイトで、登録するのが当たり前のサイトだ。

 

<OfferBox>



<キミスカ>



エージェント型サービスとは

もう一つは、就活エージェントがあなたの就職活動を全面的にサポートしてくれる「エージェント型」のサービスだ。

 

そもそも就活エージェントサービスについて知らない人のために少しだけ補足しておく。

就活エージェントとは、エージェントと呼ばれる就活のプロが、企業とあなたの間に立ってあなたの就職活動をサポートしてくれるサービスのことだ。

通常であれば、就職活動をする場合、申し込んだ企業の選考はすべて自分で対応しなければならない(当たり前だが)

具体的には、企業に応募して、説明会を申し込み、面接の調整を企業の採用担当者と直接やりとりすることになるだろう。

エントリーシートや履歴書の内容は自分で考える必要がある。

面接の時は、事前に面接の対策をしてくれる人がいなければ、面接を受ける会社のことを自分で調べなければならないだろう。

就活エージェントサービスは、これらをすべて代行してくれるという強力なメリットがある。

そして、これらの就活のサポートは全て無料である。

なぜ無料で受けられるかというと、就活エージェントが提携している企業(つまり新卒者を探している会社)から料金をもらっているから。

 

もし、内定が出なくて困っていたり、面接に何回も落ちてしまっている人は、エージェントに自分に合った優良企業を紹介してもらい、まず一つ内定を貰ってしまうことをオススメする。

 

具体的にはどのエージェントに申し込めばいいのだろうか。IT業界への就職を考えている場合、IT業界に強いエージェントを選ぶべきだ。具体的には、「レバテックルーキー」が最有力候補となる。

レバテックルーキーは、新卒でITエンジニアになりたい学生の就職活動をサポートする、ITエンジニア専門の就職エージェントだ。ITを専門にサポートを行うエージェントは少ないため、最初の選択肢となるだろう。

興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<レバテックルーキー>



 

一方で、いきなりエージェントと相談するのは少し緊張するという方もいるかもしれない。そのような方におすすめなのが、オンライン型のエージェントサービスだ。オンライン型のサービスであれば、自宅で落ち着いて話ができるだろう。

オンライン型サービスでおすすめなのが「キャリセン就活エージェント」。興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<キャリセン就活エージェント>



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