NTTデータの企業分析と志望動機の書き方 サンプル付き

NTTデータは言うまでもなく、日本で最大級のSIerだす。特に、官公庁系や金融系ではデータは国内のSIerで圧倒的な実力を示している。

その仕事内容は多岐にわたり、日本で当たり前に使われているサービスの多くにデータの作ったシステムが利用されている。

具体的に言えば、我々がクレジットカードが利用できるのも、銀行のATMでお金が下せるのも、データのシステムのおかげである。

本記事では、NTTデータはどのような会社なのか、またNTTデータを志望するのであればどんな志望動機を書けば良いのか、紹介する。

ちなみに、筆者は自身の就活の際にNTTデータを志望し内定をもらっている。その時の体験記はこちら。

【私の就活体験記】NTTデータ(ES・インターン・面接)
まとめ:SIerの王者。サラリーマン的な働き方。 概要: NTTデータは、旧電電公社のうち、システム開発を担当していた...
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NTTデータの基礎情報

職場・会社規模・財務状況

NTTデータの本社は東京は豊洲にある。豊洲のオフィスは少し古いが、1Fは吹き抜けになっていてとてもおしゃれなオフィスだ。

豊洲にも多くの社員がいるけれども、データの場合はPJごとに様々な勤務先となる(SIerなんてだいたいそんなもんだ)。とはいえ多くは首都圏なので、転勤のリスクは低いといえる

従業員数は約1万人のビックカンパニーである。

売上は上り調子で、順調にビジネスを拡大しており、少なくとも当面はデータがつぶれることは考えにくい。

社風

正直、データの社風ははっきりしない。

私も就職活動をしていた時にNTTデータの様々な社員さんに会ったが、すべてタイプが違う人であった

社会人になったあともデータの方との付き合いがあるが、的を絞れないくらい多種多様な人がいる。人によっては敬語をまともに使えないような人(でも仕事はできる)人だっているくらいだ。

社員の方に聞くと、「3割真面目、3割ちゃらい、3割オタク」みたいな表現をする。多様性のある会社だと思う。

全体を通して言えるのは、仕事にまじめで優秀な人が多いということだ。

また、データはNTT系列の血筋を引いたいわゆる日本の大企業で、古い慣習や考え方が残っている会社である

とはいえ、IT企業ということもあり、大企業の中では革新的な取り組みをしている方だと思う。例えば社員にスーツ着用を必須としていない(SEだけですが)といった取り組みもやっていたりする(多く会社で同じような取り組みをしているので、殊更取り上げることでもないが、NTT系でこのような取り組みができているのは個人的にすごいと思う)

給料・福利厚生

各所へのヒアリングから、大体こんな感じだ。

  • 30歳で650万
  • 35歳で850万
  • 35~40歳で課長になり、1000万まで行く
  • 夏休み5日。有給消化は大体10日~15日
  • 家賃補助4万。結婚すると7万

最近は高齢化が進んでおり、課長のポジションが不足しているようだ。なので、優秀な人が課長代理止まりになっているケースも増えている。

なお、給料と福利厚生については私が独自に友人などから入手している情報なので、最新の人事制度変更などにより変わっている可能性があることに留意してほしい。

NTTデータの採用のポイント

NTTデータの採用の大きなポイントは、推薦制だ。理系の学生の場合、学科や研究室単位で採用枠が決まっており、その枠に当てはまらない場合は採用されない。

私の友人も、同じ研究室でデータに行きたい人が3人いて、枠が2名だったため、うち一人はあきらめざるを得なかったということがある。

その一人はめちゃくちゃ優秀な人だったので、正直データは損してると思う。

ちなみに私はたまたま所属していた専攻に推薦枠がなかったため、一般枠で申し込んだ。

一般枠の選考はというと、正直他社と大きな違いがあるとは思えなかった。

言い方は悪いが学歴である程度絞って、後はまともに受け答えができるレベルの人をとっているというくらいの印象である。

個人の面接官の裁量で可否を決めているというよりは、明確に採用基準があり、その基準に沿って全員が評価している感じがした。

NTTデータの志望動機の書き方

NTTデータは、はっきりとした特徴がある会社といえる。よって、志望動機は書きやすい。

例えば、私から見たNTTデータの特徴は以下の通りだ。

  • SIerとして日本No1の規模を誇る
  • データしかできないような大規模案件に携われる
  • キャリアパスとして、SE・営業を横断的に異動して仕事をする
  • NTTグループとして技術開発にも力を入れている
  • 社員に優秀な人が多い

これらの特徴を、自分のやりたいことや実現したいことつなぎ合わせれば、必然的に志望動機ができるはず。

例えば、私のやりたいことが、「ITという領域で日本を動かし、成長させる力になりたい!」ということであれば、志望動機は以下のようになるだろう。

NTTデータの志望動機の例

私は、社会人として「ITという領域で、日本を動かし成長させる力になる」ことを目標にしています。(結論)

大学での研究やアルバイトを通して、自分の力が人の役に立った時の喜びと、システムを開発し提供することの面白さを知った私は、公共性の高い、多くの人が使うシステムを作る仕事がしたいと思うようになりました。(理由1:なぜIT?への答え)

貴社は日本No.1のSIerであり、大規模システムを多く扱っています。また、説明会などを通じて、貴社は大規模システムに必要な高い技術や知見を持った会社であると感じました。(理由2:なぜこの会社?への答え)

貴社であれば「ITという領域で日本を動かし、成長させる力になる」という私の希望を満たせると確信し、この度志望させて頂きました。(再度の結論)

この志望動機では、NTTデータの特徴であるNo1 SIerであるということ、また大規模システムを多く扱っているという点をキーに、自分のやりたいことと結びつけて、説得力をあげるようにしている。

経験者たちの志望動機を参考にする

NTTデータの志望動機の書き方はこんな感じである。

繰り返しだが、私が過去に新卒でNTTデータを受けたときの記録はこちら。インターンシップ参加から最終面接までレポートしている。

【私の就活体験記】NTTデータ(ES・インターン・面接)
まとめ:SIerの王者。サラリーマン的な働き方。 概要: NTTデータは、旧電電公社のうち、システム開発を担当していた...

効率的に就活をしよう

大学生は忙しい。講義に、サークルに、バイト。就活に使える時間は限られている。

Webで情報を検索してこの記事を読んでいるあなたは「コスパがいい」就活を目指しているのではないだろうか。

 

実は、効率の良い就活を行うための方法は、いくつもある。

 

スカウト型サービスとは

一つは、ほっておいても企業からオファーが届く「スカウト型」のサービスを利用することだ。

具体的には、「キャリアチケット」のアプリがおすすめ。

キャリアチケットは、就活生の5人に1人、年間8万人が登録しているサービスである。賢く就活をしている人たちの間では、ほぼ必須のサービスになったと言えるのではないだろうか。

こちらのリンクから、ぜひアプリをインストールしてみてほしい。簡単な5つの質問に答えるだけで自分の価値観にあった企業からオファーが来るようになる。

<キャリアチケットスカウト>



 

また、「キミスカ」「Offerbox」も活用すると良い。どちらも、毎年10万人の就活生が利用するしているサイトで、登録するのが当たり前のサイトだ。

 

<OfferBox>



<キミスカ>



エージェント型サービスとは

もう一つは、就活エージェントがあなたの就職活動を全面的にサポートしてくれる「エージェント型」のサービスだ。

 

そもそも就活エージェントサービスについて知らない人のために少しだけ補足しておく。

就活エージェントとは、エージェントと呼ばれる就活のプロが、企業とあなたの間に立ってあなたの就職活動をサポートしてくれるサービスのことだ。

通常であれば、就職活動をする場合、申し込んだ企業の選考はすべて自分で対応しなければならない(当たり前だが)

具体的には、企業に応募して、説明会を申し込み、面接の調整を企業の採用担当者と直接やりとりすることになるだろう。

エントリーシートや履歴書の内容は自分で考える必要がある。

面接の時は、事前に面接の対策をしてくれる人がいなければ、面接を受ける会社のことを自分で調べなければならないだろう。

就活エージェントサービスは、これらをすべて代行してくれるという強力なメリットがある。

そして、これらの就活のサポートは全て無料である。

なぜ無料で受けられるかというと、就活エージェントが提携している企業(つまり新卒者を探している会社)から料金をもらっているから。

 

もし、内定が出なくて困っていたり、面接に何回も落ちてしまっている人は、エージェントに自分に合った優良企業を紹介してもらい、まず一つ内定を貰ってしまうことをオススメする。

 

具体的にはどのエージェントに申し込めばいいのだろうか。IT業界への就職を考えている場合、IT業界に強いエージェントを選ぶべきだ。具体的には、「レバテックルーキー」が最有力候補となる。

レバテックルーキーは、新卒でITエンジニアになりたい学生の就職活動をサポートする、ITエンジニア専門の就職エージェントだ。ITを専門にサポートを行うエージェントは少ないため、最初の選択肢となるだろう。

興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<レバテックルーキー>



 

一方で、いきなりエージェントと相談するのは少し緊張するという方もいるかもしれない。そのような方におすすめなのが、オンライン型のエージェントサービスだ。オンライン型のサービスであれば、自宅で落ち着いて話ができるだろう。

オンライン型サービスでおすすめなのが「キャリセン就活エージェント」。興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<キャリセン就活エージェント>



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