三菱総合研究所(MRI)の企業分析と志望動機の書き方 サンプル付き

三菱総合研究所(通称:MRI)は、日本を代表するシンクタンクだ。特に科学技術系に強いと言われている。

日本に多くシンクタンクは存在するが、対外は経営・経済・金融系に特化した会社であり、MRIのように社会・科学、公共・一般と幅広い分野を扱っている会社はMRIくらいなものだ。

この会社は、大きく「シンクタンク部門」「コンサルティング部門」に分かれる。各部門には複数の本部があり、それらの本部ごとに活動を行なっている。例えば、ソリューション系の本部や、ヘルスケア系、金融系、科学技術系、などなど。

MRIの特徴として、本部の力が強いことが挙げられる。以前は採用も本部ごとに自由に行なっていた。最近は上場したこともあり、全社的な組織づくりを行うよう方針転換を行った関係で、本部の力はだんだん弱くなっている。

採用についても、全社採用と呼ばれる就活生の専門分野にかかわらず一括で採用を行う方法になっている。

 

採用のほとんどは大学院卒である。一部、学部卒の人も採用されているようだが、MRIに行きたければ院まで行くことは必須かもしれない。

 

では、三菱総合研究所(MRI)とはどのような会社なのか、またMRIを志望するのであればどんな志望動機を書けば内定できるのか、紹介したいと思う。

 

ちなみに、筆者は自身の就活の際にMRIを志望し最終面接まで進んでいる。その時の体験記はこちら。

【私の就活体験記】三菱総合研究所 MRI(インターン・ES・面接)
まとめ:頭がいい人は多いが、それで収益が上がるとは限らない 三菱総合研究所(MRI)の概要: 日本を代表するシンクタン...
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三菱総合研究所(MRI)の基礎情報

 

職場・会社規模・財務状況

MRIの本社は東京は永田町にある。永田町には国会議員の宿舎があることで有名だが、実際にMRIの目の前は首相官邸で、その隣には議員宿舎がある。MRIは官公庁の仕事を多く受注するため、霞が関に近い位置にオフィスを設けているのだろう。

一部地方にも拠点があるが、基本的には永田町勤務となる。

 

従業員数は単独で約1,000人程度の会社だ。業績についても、売上高・利益ともに順調であり、経営状態は問題ない会社といえる。

 

社風

世間のイメージどおり「インテリ」系の印象が強かった会社だ。社員の人は総じてまじめで頭がいい人が多かった。

学歴は高めの人が多く、もの静かでプライドが高い人が多数であった。

また、労働時間は過酷なものになりがちで、社員の人はみな深夜まで残業を行っていた。

ただ、平均年齢が高く、古っぽい日本企業である感は否めない。社内制度なども、どうしても日系企業の悪い部分を踏襲してしまっているところがあると感じた。

 

給料・福利厚生

給与については、以下の水準である。

30で750万、40で1100万

家賃補助が独身者は45000円でる。

 

また、会社柄か社会人大学院制度を利用して大学院に通う人も多いようだ。

 

なお、給料と福利厚生については私が独自に友人などから入手している情報なので、最新の人事制度変更などにより変わっている可能性がある。

三菱総合研究所(MRI)の採用のポイント

面接などを通して感じたのは、「研究をしっかりやっているか」ということを強くみられていたということだ。

インターンの面接において卒業論文を持ってくるように言われたのはこの会社だけである。

面接においても、自分のやっている研究について分かりやすく説明するように、といった質問が多くあったことが印象的だ。

また、単純に頭の良さだけではなく、激務に耐えられる体力や耐性についても併せて見られていたように思う。

 

三菱総合研究所(MRI)の志望動機の書き方

MRIは企業の特徴がはっきりある会社なので、志望動機は書きやすいだろう。

MRIを志望する人は、正直、専門や自分の興味のある分野の仕事がやりたいという人がほとんどであろうから、自分の専門とMRIのビジネスとの一致を書くのが最も良いと思われる。

 

さらに言えば、自分のやりたいことを実現する場所としてなぜMRIを選ぶのか、という点について、重点的に説明するべきだろう。なぜ大学に残らないのか、なぜほかのコンサルファームではないのか、なぜ官僚にならないのか、そのあたりがポイントになる。

例えば、私のやりたいことが「多くの人に影響を与えたい」「知識を武器にして仕事がしたい」ということであれば、志望動機は以下のようになる。

 

三菱総合研究所(MRI)の志望動機の例

私が貴社を第一志望とする理由は、上記で挙げた就職先を選ぶ際の3つのポイントをすべて満たしているからです。(結論)

1.官公庁もしくは一流企業を相手にする仕事を通して、直接的な顧客だけでなく多数の国民に影響を与えることができること。(理由1)

2.インターンシップに参加した際に感じた、社員の方との雰囲気の一致(理由2)

3.貴社が世界No.1のシンクタンクであり、常に学び続け、その結果をレポートやコンサルティングとして還元することで利益をあげるという、知識と頭脳を武器とした仕事ができること。(理由3)

これら3つの点で、貴社は私の希望を満たしており、第一希望として貴社への入社を志望します。(再度の結論)

字数制限が厳しく、あまり細かい話は書けなかったのだが、私はMRIのインターンシップに参加していたので、その際に感じた雰囲気から「この会社は私に合っている」と感じたことを書いてみた。

また、MRIで仕事をすることは、直接的に政策に携わるわけではないが、レポーティングなどを通して確実に社会に貢献できることであり、そういった観点でも記載をしてみた。

 

経験者たちの志望動機を参考にする

三菱総合研究所(MRI)の書き方はこんな感じだろうか。

繰り返しだが、私が過去に新卒で三菱総合研究所(MRI)を受けたときの記録はこちら。インターンシップから筆記試験、面接までの詳細について書いているので、よければ見ていってほしい。

【私の就活体験記】三菱総合研究所 MRI(インターン・ES・面接)
まとめ:頭がいい人は多いが、それで収益が上がるとは限らない 三菱総合研究所(MRI)の概要: 日本を代表するシンクタン...

効率的に就活をしよう

大学生は忙しい。講義に、サークルに、バイト。就活に使える時間は限られている。

Webで情報を検索してこの記事を読んでいるあなたは「コスパがいい」就活を目指しているのではないだろうか。

 

実は、効率の良い就活を行うための方法は、いくつもある。

 

スカウト型サービスとは

一つは、ほっておいても企業からオファーが届く「スカウト型」のサービスを利用することだ。

具体的には、「キャリアチケット」のアプリがおすすめ。

キャリアチケットは、就活生の5人に1人、年間8万人が登録しているサービスである。賢く就活をしている人たちの間では、ほぼ必須のサービスになったと言えるのではないだろうか。

こちらのリンクから、ぜひアプリをインストールしてみてほしい。簡単な5つの質問に答えるだけで自分の価値観にあった企業からオファーが来るようになる。

<キャリアチケットスカウト>



 

また、「キミスカ」「Offerbox」も活用すると良い。どちらも、毎年10万人の就活生が利用するしているサイトで、登録するのが当たり前のサイトだ。

 

<OfferBox>



<キミスカ>



エージェント型サービスとは

もう一つは、就活エージェントがあなたの就職活動を全面的にサポートしてくれる「エージェント型」のサービスだ。

 

そもそも就活エージェントサービスについて知らない人のために少しだけ補足しておく。

就活エージェントとは、エージェントと呼ばれる就活のプロが、企業とあなたの間に立ってあなたの就職活動をサポートしてくれるサービスのことだ。

通常であれば、就職活動をする場合、申し込んだ企業の選考はすべて自分で対応しなければならない(当たり前だが)

具体的には、企業に応募して、説明会を申し込み、面接の調整を企業の採用担当者と直接やりとりすることになるだろう。

エントリーシートや履歴書の内容は自分で考える必要がある。

面接の時は、事前に面接の対策をしてくれる人がいなければ、面接を受ける会社のことを自分で調べなければならないだろう。

就活エージェントサービスは、これらをすべて代行してくれるという強力なメリットがある。

そして、これらの就活のサポートは全て無料である。

なぜ無料で受けられるかというと、就活エージェントが提携している企業(つまり新卒者を探している会社)から料金をもらっているから。

 

もし、内定が出なくて困っていたり、面接に何回も落ちてしまっている人は、エージェントに自分に合った優良企業を紹介してもらい、まず一つ内定を貰ってしまうことをオススメする。

 

具体的にはどのエージェントに申し込めばいいのだろうか。IT業界への就職を考えている場合、IT業界に強いエージェントを選ぶべきだ。具体的には、「レバテックルーキー」が最有力候補となる。

レバテックルーキーは、新卒でITエンジニアになりたい学生の就職活動をサポートする、ITエンジニア専門の就職エージェントだ。ITを専門にサポートを行うエージェントは少ないため、最初の選択肢となるだろう。

興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<レバテックルーキー>



 

一方で、いきなりエージェントと相談するのは少し緊張するという方もいるかもしれない。そのような方におすすめなのが、オンライン型のエージェントサービスだ。オンライン型のサービスであれば、自宅で落ち着いて話ができるだろう。

オンライン型サービスでおすすめなのが「キャリセン就活エージェント」。興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<キャリセン就活エージェント>



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