【就活】IT業界におけるエントリーシート(ES)の書き方

就職活動の最初の関門は、エントリーシート(ES)の作成と言って良い。

なぜなら、エントリーシートによって、初めて企業に評価され、選別されることになるからだ。

では、どのようにエントリーシートを作成すれば選考を通過することができるのか。

実はそこまで難しいものではない。

評価する企業も、その中では一人ひとりの人間が評価をしている。結局、人間がエントリーシートを読んで○☓をつけているだけだ。

つまり、企業の人事がエントリーシートをどうやって評価しているのかがわかれば、あとは「評価されるようにエントリーシートを書けば良い」。

なぜ企業はエントリーシートを私達に書かせ、それをどのように評価しているのか、しっかり理解することが重要だ。

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エントリーシートの評価ポイントは決まっている

実際にエントリーシートの評価も行っている筆者からすると、企業の人事がエントリーシートをどう読んでいるのか、またどこを見ているのかは、とてもシンプルなものだ。

毎年、選考の時期になると、企業には膨大な数のエントリーシートが送られてくる。

正直、じっくりなんて読んでいられない。よって、私はエントリーシートを読む際には以下の1つのポイントのみ意識している。

その人に文章作成能力があるか(=ロジカルさ)

これだけだ。多分、多くの会社の人事は同じような読み方をしていると思う。

(ただし、IT企業以外は私にはよくわからない。業界によってはプレゼン力や提案力、個人のキャラクターなどを重視しているところもあると思う。マスコミとか)

「ロジカルさ」とは

文章作成能力というのは、相手に自分の伝えたいことを伝える力を言う。よく言われる言い方では、「ロジカルな文章」を書くことだ。

もう少し噛み砕くと、エントリーシートに求められるロジカルな文章とは、

  • 会ったこともない人(就活生)が書いた文章を
  • (人事担当者が)一度読んだだけで
  • 伝えたいことが伝わる

文章である必要がある。

難しそうに聞こえるかもしれないけれども、決してそんな事はない。

やるべきことは2つだけ。

・言いたいこと(結論)を極限までシンプルにする

・「なぜ」に答える文章にする

①言いたいこと(結論)は極限までシンプルに

まず大切なのは、言いたいことを極限までシンプルにすることだ。

人事担当者によっては、エントリーシートを2秒で判断するという人もいる。私も、2秒とまでは言わないが、短時間で読んでいる。

その人の論理力は、パット見で十分わかる。

一読して意図が伝わらない文章はそもそも読んでもらえない。

また、人事担当者はあなたのことを全く知らない。

そんな人に、複雑な内容を、しかも文章で伝えることは絶対に不可能だ。

よって、エントリーシートの一つの設問に対して、伝えたいこと、つまり結論をできるだけシンプルにすることを心がける必要がある。

エントリーシートにたくさんの要素を盛り込みたくなる気持ちはよくわかる。しかし、いざ採用側の立場になると、結論はシンプルにするのが一番だと強く感じる。

単純に、ごちゃごちゃした文章は頭が悪そうに見えるのだ。

②「なぜ」に答える文章にする

次に大切なのが、なぜその結論にたどり着いたのか、理由をきちんと書くことだ。

結論に対して妥当な理由が書かれている文章は納得感が高い。

逆に、理由が書かれていなければ、ただの感想文になってしまう。

人は、納得の行く文章を読んだときに、脳がスッキリとし、良い文章を読んだという印象を持つ。

読み手にそのような印象を与えてあげれば、まずエントリーシートで落ちることはない

ロジカルな文章の具体例

では、これら2つの要素を考慮しつつ、ロジカルな文章の具体例を見てみよう。

ロジカルな文章の例

・私はバナナが好きだ。
・なぜなら、バナナは短時間で食べられ、また多くの栄養を補給できるからだ。
・また、バナナは値段も安く、毎日食べても飽きない。
・バナナを食べて、健康に過ごしたい。

ちょっとくだらない文章だけれども、この文章を分解すると、以下の構造になっている。

(結論)
私はバナナが好きだ

(理由1)
なぜなら、バナナは短時間で食べられ、また多くの栄養を補給できるからだ。

(理由2)
また、バナナは値段も安く、毎日食べても飽きない。

(再度の結論)
バナナを食べて、健康に過ごしたい。

結論は、シンプルに かつ 明確にする必要がある。ここでは、「バナナが好きだ」と最初に言い切ることで、明確に結論を書いている。

その上で、なぜその結論にたどり着くのか、2つの理由を記載している。

最後に、再び結論を持ってくることで、文章がきっちり締まったという印象になる。

こういう形式で書かれた文章は、読み手に良い文章であると感じさせる。

これが例えば、以下だったらどうだろう。

・バナナは、値段も安く、毎日食べても飽きない。
・バナナは短時間で食べられ、また多くの栄養を補給できる。
・私はりんごも好きで、バナナに飽きたときはりんごも食べている。
・もっと言えば、みかんも好きである。

結局お前は何が好きなんだ?と疑問に思うだろう。つまりいろいろ書きすぎて結論が見えない。

バナナは毎日食べても飽きないと言いつつ、バナナに飽きたときはりんごも食べると言っており、論理矛盾もある。

この文章は果物の話だから、明らかに変な文章だとわかると思う。しかし、ESとして書かれてくる文章はこんなのばっかりだ。このような文章を書いている人は、文章に論理性が無いことに気づかぬままESを提出しているのだ。

一つの文章に複数の結論を書かないこと。例えば、あなたの自己PRをしてください、と言われて、いろいろ言いたいことがあるのはわかるが、PRするポイントは一つだけにしたほうが良い。

ロジカルな文章がかけるだけで、他の就活生より十分に差別化できると思う。

できれば「就活マニュアル」感を出さないように

これは人によるのかもしれないが、少なくとも私は「就活マニュアルに沿って書きました!」という文章はあまり良いと思わない。(ESに加え、面接の際に少し崩した質問をすればすぐわかる)

良いと思わないというのは、正直あまり一緒に働きたいと思わないという意味だ。

どうしても、ESや面接での印象が、「カサ増し」されたものであるように感じてしまう。

できるのであれば、本やネットで調べたやり方に加え、自分なりのアレンジが入っているといいと思う。そのような文章は、他の定型文で書かれた文章よりも、明らかに目を引く。

「ロジカルさ+味付けくらいの個性」があると、更によい文章になる。

優れたエントリーシートを参考にする

企業の人事担当者の評価ポイントを踏まえたエントリーシートの書き方は上記のとおり。

とはいえ、エントリーシートを書くのを難しく感じたり、いざ書き始めたはいいものの、手がまったく動かないという人も多いと思う。

そういうときにおすすめなのが、他の人が書いたエントリーシートを参考にするというやり方だ。

幸いなことに、最近では過去の就活生のエントリーシートを集めたサイトがいくつかある。

例えば、就活ノートだ。

終活ノートは、日本最大級のエントリーシート掲載サイトで、なんと1000社以上の合格エントリーシートを読むことができ、しかも無料だ。

こういうのを見てみるとわかると思うが、エントリーシートの書き方は本当に多種多様だ。上で述べた「味付け」について、他の人のエントリーシートをいくつか読むとわかると思う。

エントリーシートのテーマは 昨年度の使い回しをされるケースも多く、去年の内定者が書いたエントリーシートを読むことができるのは、就活において大きなアドバンテージとなる。

登録先のリンクはこちら。まだ登録していなければ、この機会に登録しておくと良いと思う。

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