【私の就活体験記】JR東日本(ES・リクルータ・面接)

まとめ:安定した収益基盤+新規事業をもつインフラの王

概要:

JR東日本は、国鉄分割民営化時に本州の東側担当となった会社である。首都圏を抱え、日々の通勤通学で安定的に鉄道を利用してくれる顧客がいることもあり、安定した収益基盤を元に会社経営を行うことができる。

近年、人口減少の影響もあり、鉄道事業の収益は下落傾向にある。そのため、JR東は積極的に新規事業に参入しており、駅ビル・駅ナカ事業やSuicaによる電子マネー事業、東京駅などの駅前再開発など、本業以外でも存在感を示している。

 

JR東日本は本体のみで約60000人の従業員を抱える大企業で、労働組合の力が強いことが特徴である(※近年、労働組合から組合員が大量脱退するという事件があり、情勢は不安定だ)。そのこともあり、総合職と現業の給料の差は大きくはなく、総合職で入ると若干給料の面で不満が残るかもしれない。ただ、社員の人曰く、ボーナスは常に満額で支給されるらしい。これは嬉しい部分だ。

 

採用は総合職採用である「ポテンシャル採用」と現業採用である「プロフェッショナル採用」に分かれる。それぞれ、事務や建築、制御、ITなどの分野に分かれ、その分野ごとに採用を行う。

 

JR東はリクルータが強い会社で、大学ごとに自分の志望分野に所属するOBが連絡をとってくれる。所属する専攻・学科によってはプレエントリーすらしてなくても連絡をもらえるという話もある。

 

JR東としては、安定志向の人材ではなく、攻める姿勢のある人材を求めているそうだ。インフラの会社どこでも言うことだが、インフラという安定している業界でも、日本国内市場の縮小もありほっておいては緩やかに死んでいくだけである。

なので、どうにか新規事業を開拓していかなければならない。JR東は新規事業に成功していることもあり、今後も攻める姿勢のある人材がほしいようだ。

 

会社の雰囲気としては、JR東海に比べると圧倒的にまったり。社員同士の交流の機会も多く、社内ソフトボール大会・バーベキュー大会などをやっているらしい。 

徹底的に上下関係があり、年功序列の会社である。個人的にJR東の社員の方と知り合いであるが、特に現場に近づけば近づくほどその傾向は強くなる。

 

JRの社風については少し考慮が必要だ。典型的な日本の大企業で、合う人には合うだろうが、合わない人には本当に合わないと思う。例えば、飲み会が嫌いな人には向かないだろう。また、キャリアパスについても自分の裁量で選ぶことはできない。会社に言われるがまま、やりたくない仕事でもやらざるを得ないという状況は多々あると思われる。

とにかく、コミュニケーション能力が重要となる会社だ。複雑な社内事情を調整により乗り越え、やりたいことを実現できる人が向いている会社だと思う。

 

入社後は7年程度研修期間となる。最初の2~3年は駅員や車掌などとして現場の業務、その後子会社などに数年出向、そして分野ごとに部署配属されてOJTを数年。じっくり育ててくれるのはありがたいが、入社後しばらくは大きな仕事ができないかと思うと残念なところではある。

 

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私の軌跡:

エントリーシート

私の専攻では、事前にリクルータがついてくれなかったので、なかば諦めながらもエントリーシートを提出した。

エントリーシートは、志望動機・学生時代に頑張ったこと800字・志望する分野でのキャリアビジョンといったところ。学生時代に頑張ったことを800字というのは分量が多いほうだと思う。

 

リクルータ面談1回目

ほとんどダメもとだったエントリーシートだったが、エントリーシート提出後にリクルータの方から「一度会社説明をしたいのですが」と電話がかかってきた。その後、新宿のカフェで2時間程度、会社説明+模擬面接のようなものを行った。

 

会社説明自体は資料を見ながら説明していってくれ、最後に自由に会社についての疑問を質問できる。その後、自己紹介カードのようなものを書かされる。これがなかなか曲者で、志望動機や自己アピールポイント、学生時代に力を入れたことなどを書かされ、しかもその後、記載した各項目について説明するように言われる。

ここで評価されているかどうかは分からないが、「こいつは全く駄目だ」と思われると2回目のリクルータ面談はなくなってしまうので注意。こちらの説明が終わると、リクルータによるダメ出しが始まる。これは結構ありがたい。

無事に通過すると、2回目のリクルータ面談に進むことができる。

 

リクルータ面談2回目 

リクルータ面談2回目は年次の高めのOBと前回面談を行ったOBの2対1で行われた。今回はより面接に近い形で行われ、主に年次の高いOBに対して自己PRを行うように指示された。その後、自由に質問なども行われた。

1回目に比べ、選考の色合いが強くなった面談だったという印象だ。気を抜かいないで望むようにしたい。特に、会社の概要や事業内容、どのような業務に興味があるかなど、会社についての下調べは必ず行っておいたほうがいい。基本的なところを質問すると、評価は低くなるように感じた(私は多少やってしまった)

その後、諸事情によりJR東は選考時期が4月→6月に延期になってしまった。そのため、私は本選考を受けることはなかった。

 

感想

インフラ系の企業としては最大手だろう。東京電力がズタボロになった今、東日本大震災の影響があるとはいえ安定していることに変わりはなく、安定志向の学生の志望が今後集中する可能性がある。 

インフラの会社ではあるが、Suicaビジネスをはじめとして会社として成長できる要素がたくさんある。今後の成長も期待できるいい会社なんじゃないかと思う。

効率的に就活をしよう

大学生は忙しい。講義に、サークルに、バイト。就活に使える時間は限られている。

Webで情報を検索してこの記事を読んでいるあなたは「コスパがいい」就活を目指しているのではないだろうか。

 

実は、効率の良い就活を行うための方法は、いくつもある。

 

スカウト型サービスとは

一つは、ほっておいても企業からオファーが届く「スカウト型」のサービスを利用することだ。

具体的には、「キャリアチケット」のアプリがおすすめ。

キャリアチケットは、就活生の5人に1人、年間8万人が登録しているサービスである。賢く就活をしている人たちの間では、ほぼ必須のサービスになったと言えるのではないだろうか。

こちらのリンクから、ぜひアプリをインストールしてみてほしい。簡単な5つの質問に答えるだけで自分の価値観にあった企業からオファーが来るようになる。

<キャリアチケットスカウト>



 

また、「キミスカ」「Offerbox」も活用すると良い。どちらも、毎年10万人の就活生が利用するしているサイトで、登録するのが当たり前のサイトだ。

 

<OfferBox>



<キミスカ>



エージェント型サービスとは

もう一つは、就活エージェントがあなたの就職活動を全面的にサポートしてくれる「エージェント型」のサービスだ。

 

そもそも就活エージェントサービスについて知らない人のために少しだけ補足しておく。

就活エージェントとは、エージェントと呼ばれる就活のプロが、企業とあなたの間に立ってあなたの就職活動をサポートしてくれるサービスのことだ。

通常であれば、就職活動をする場合、申し込んだ企業の選考はすべて自分で対応しなければならない(当たり前だが)

具体的には、企業に応募して、説明会を申し込み、面接の調整を企業の採用担当者と直接やりとりすることになるだろう。

エントリーシートや履歴書の内容は自分で考える必要がある。

面接の時は、事前に面接の対策をしてくれる人がいなければ、面接を受ける会社のことを自分で調べなければならないだろう。

就活エージェントサービスは、これらをすべて代行してくれるという強力なメリットがある。

そして、これらの就活のサポートは全て無料である。

なぜ無料で受けられるかというと、就活エージェントが提携している企業(つまり新卒者を探している会社)から料金をもらっているから。

 

もし、内定が出なくて困っていたり、面接に何回も落ちてしまっている人は、エージェントに自分に合った優良企業を紹介してもらい、まず一つ内定を貰ってしまうことをオススメする。

 

具体的にはどのエージェントに申し込めばいいのだろうか。IT業界への就職を考えている場合、IT業界に強いエージェントを選ぶべきだ。具体的には、「レバテックルーキー」が最有力候補となる。

レバテックルーキーは、新卒でITエンジニアになりたい学生の就職活動をサポートする、ITエンジニア専門の就職エージェントだ。ITを専門にサポートを行うエージェントは少ないため、最初の選択肢となるだろう。

興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<レバテックルーキー>



 

一方で、いきなりエージェントと相談するのは少し緊張するという方もいるかもしれない。そのような方におすすめなのが、オンライン型のエージェントサービスだ。オンライン型のサービスであれば、自宅で落ち着いて話ができるだろう。

オンライン型サービスでおすすめなのが「キャリセン就活エージェント」。興味がある方は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。

<キャリセン就活エージェント>



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