まとめ:パッとしない古参SIer
概要:
アメリカで創業されたユニシスの、日本の現地法人が日本ユニシスである。しかし、現在では両者に資本関係はないため、日本ユニシスは独立した会社となっている。
豊洲にあるオフィスはデカく、めちゃくちゃカッコいい。でも社員の方に話を聞くと、客先常駐が多くオフィスを使う人は多くないということ。残念な点である。
初期の金融システムを扱っていたこともあり、現在でも金融に強みがある。
最近では、電力分野で名前を聞くことが多くなった。電力事業は順調に伸びてきており、ユニシスとしては2本目の柱にしたいのかもしれない。
ただ、古い会社であるために、平均年齢45歳越えとなっており、IT系企業にしてはかなり高い水準である。
平均年収も数字上は高い値となっているが実際は若手はおっさん社員を支えなければならず、安い給料で働かなければならないだろう。
企業としては中堅SIerのポジション。金融の大規模システムを作れることを強みとしている。
ただ、如何せんぱっとしない印象がある。採用担当の人事も台本を読み上げるようなプレゼンしかしていなかったし、説明会に来ていた学生もあまり優秀そうな人はいなかった。
売上高はここ何年も頭打ち。利益は伸びているので、一概に成長が止まっているとは言えないが、この先のビジョンがイマイチ見えない会社ではある。
資本関係としては三井物産系の会社であったが、最近になって三井物産は日本ユニシスの株を売却し持ち分を減らしている。
三井物産は日本ユニシスの将来性に期待していないという意思の現れなのだろうが、このままジリ貧になってしまうのかどうか。
私の軌跡:
セミナー・説明会
SIerを中心に企業を見ていたので、この企業も一応見ておこうと思い、説明会に参加した。
説明会の内容は、企業説明とグループワーク。内容としては一般的なSIerに共通するレベルのものであり、会社の独自性がイマイチ読み取れなかった。
確かに、SIerのビジネスモデルにおいては、長期的にお客さんとお付き合いし信頼関係を構築していくことが最も重要である。その意味では、たとえ特徴のない会社でも信頼性や誠実な仕事をすることで、やっていけるビジネスではある。
しかし、特徴のない会社では、いざコンペになったときに積極的に選ばれない。強いて言えば品質のわりに価格が安いとか、そのような特徴が必要だが、この会社は高コスト体質なので、それも難しいだろう。
新規事業を開拓していくには、なにか会社の強みがないと厳しい。
少しフォローすると、会社としてはハードウェアベンダ出身なので、ベテランはハードウェア知識を持っている人が多い印象はあった。
一方で現在は米国ユニシスとは縁が切れているため、ハードウェア調達において特定ベンダに依存しないというメリットはある。(いわゆるベンダフリー)
扱っている業界も広く、設立50年以上立っているので、ノウハウも蓄積されている会社だろう。
結局、私がこの会社を受けることはなかった。上にも書いたように説明会が微妙すぎて、すぐに候補から切ってしまった。
ちなみに、選考に進む場合は適正テストと2回の面接があるそうだ。
感想
とりたてて感想があるわけでもないが、強いて言えば穏やかで堅実な雰囲気があるところは魅力かもしれない。
ただ、このご時世、若手がガンガン活躍していけない会社は没落していくだろう。
いつまでもCOBOLの保守をやって儲けられるわけではないだろうから。
個人的には、電力ビジネスの伸びには期待したい。電力小売完全自由化、またその後に来るであろう分散電源化の加速は、大きなビジネスチャンスだ。そのような背景の中で、電力界隈においてユニシスの名前を聞くことは増えてきている印象だ。
効率的に就活をしよう
大学生は忙しい。講義に、サークルに、バイト。就活に使える時間は限られている。
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スカウト型サービスとは
一つは、ほっておいても企業からオファーが届く「スカウト型」のサービスを利用することだ。
具体的には、「キャリアチケット」のアプリがおすすめ。
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<OfferBox>
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エージェント型サービスとは
もう一つは、就活エージェントがあなたの就職活動を全面的にサポートしてくれる「エージェント型」のサービスだ。
そもそも就活エージェントサービスについて知らない人のために少しだけ補足しておく。
就活エージェントとは、エージェントと呼ばれる就活のプロが、企業とあなたの間に立ってあなたの就職活動をサポートしてくれるサービスのことだ。
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具体的には、企業に応募して、説明会を申し込み、面接の調整を企業の採用担当者と直接やりとりすることになるだろう。
エントリーシートや履歴書の内容は自分で考える必要がある。
面接の時は、事前に面接の対策をしてくれる人がいなければ、面接を受ける会社のことを自分で調べなければならないだろう。
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