北海道横断旅行、三日目!
今日の旅程は余市~浜益です。約110kmの旅程。
この旅唯一の都会ゾーンですw
余市、小樽、札幌、石狩と都会が続きます。
都会と行っても、町と町の間は山越えが多く、結構きつい。
北海道を走り抜ける オロロンライン
まず、小樽~札幌の山越え。
これは本当にしんどかった。車でいくと1時間くらいの道が、こんなにしんどいなんて。
ギアは一速固定で、気合でペダルを回し続けます。
上り坂自体は10km程度。1時間半程度で登りきりました。
一度登ってしまえば後は下り。下りも上りと同じくらいの距離があるはずなのに、一瞬で過ぎ去ってしまいました。一度もペダルを漕ぐ必要がないくらい。
これで今日最大の山場を乗り越えたと思っていたら、それは甘かった。
札幌まで出て、いよいよこの度の後半戦、オロロンラインです。
こんな道が約300km続きます。
てっきり、オロロンラインはずっと海際を走るのかと思っていたのですが、たまに山を超えなければならない所があります。
これがやばい。マジでやばい。
せっかく登ったと思ったらすぐに下り坂。そしてまたすぐに上り坂。精神的にやられる。
いくつ山を越えたのか、数えられないくらいです。たぶん20~30回くらいは上り下りを繰り返したはずだ・・・
そして最後の峠道。これはもう何かを悟ってしまうレベルでした。無心で登る。考えたら心が折れる。
小樽~札幌とか、これに比べたら誤差みたいなもんです。
たぶん20kmは上り坂だった。箱根レベルだと思う。
また、頻繁に現れるトンネルも体力を奪って行きます。
トンネルは暗く、道も狭いため、運転にとても気を使います。気をつけないと車に惹かれたり、道の凹みにタイヤを取られて転んだりしてしまいます。
オロロンラインはトンネルが多いです。1kmのトンネルを抜けてすぐに3kmのトンネル、おまけで1kmのトンネルとか、そんなのばっか。もう気力が持ちません。
でも、後ろからトラックが猛スピードで追い抜いていくので、集中していないと風圧でよろける。
今日は時間に余裕があったはずなのに、浜益のキャンプ場についたのは17時前。日の入りギリギリです。
体は疲れきっていました。特に、膝の痛みがひどく、歩くときに膝を曲げられない状態です。
ただ、キャンプ場から見える、空、海、夕日を見てると、頑張ってよかったな、と思います。
さあ、宗谷岬まで残り300km!
就寝時間、20:30
走行距離、110.5km