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【自転車旅】自転車で北海道横断してくる 五日目

北海道横断旅行、五日目!

雨、雨、雨。

今日の旅程は初山別~稚内です。約110kmの旅程。

普通だったら、たいしたことのないコース。しかし、今日は土砂降りの雨・・・

朝は5:30に起床。テントを打つ雨の音を聞くと、外に出るのが億劫だ。

明日の天気もよくないようなので、今日のうちに稚内まで行ってしまうことにします。

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雨・雨・雨

テントを片付け、荷造り。防水対策をしっかりと。といっても、荷物にゴミ袋をかぶせるだけですが。今日は写真をとってる余裕はないでしょう。カメラもバッグの中へ。

準備を整え、出発は6:30。今日通る街は、遠別、天塩、豊富といったところ。ここできちんと補給をしないと、痛い目を見ます。それぞれ30km程度の間隔があるので、チェックポイント替わりにもぴったりです。

走りだして5km、早速走りだしたことを後悔する。雨は思った以上に体力を奪います。防寒対策に、何枚も服を着込んでいるのですが、それでもつらい。

無我夢中で走る。これまでで一番早いペースで走った気がします。

途中のコンビニで買うおにぎりと味噌汁が本当においしいです。暖かいものを食べないと凍えてしまう・・・

豊富町のコンビニで一休みしていると、原付に乗った40歳くらいの人が入ってきました。

その人は、仕事を辞めたのを機に、北海道をキャンプで一周しているそうです。

ブログをやっているらしく、ブログ友達に会いに行く旅なのだとか。

この人くらいの年齢で仕事をやめるって結構勇気がいるだろうなと思いつつ、しばし雑談。お菓子をもらったりしました。

豊富町を過ぎると、稚内までは40km。今日は雨もひどいため宿を取りました。体力的にも一休みしたいところ。

雨はひどくなるばかり。1kmずつゆっくりと自転車を走らせていきます。

レインコートも役立たず。

最後に丘を越えて、稚内の町が見えた時の感動は、すごかった。叫んでいた。見渡すかぎりのサロベツ平原に、町が浮かび上がってくる不思議さ。同時に、札幌以来見る「都市」に対して感じる、文明回帰感。

宿についた時は、午後2:30。今日は小さな旅館で部屋を借りたのですが、旅館の人には早めに付いてしまい迷惑をかけました。俺があまりにびしょ濡れだったので、お風呂を早く沸かしてくれたり、タオルを用意してくれたり。

こういう旅館だからこそのありがたい気遣いです。最近、旅行するときでもビジネスホテルを使いがちだけど、もうすこし旅館を使ってもいいのかもしれない。

お風呂からでると、疲れが一気に襲ってきました。雨の中夢中で自転車を漕いでいたため、走っている最中は気づかなかったのですが、そりゃそうだ。これだけの距離を走ったのは初めてだし、特に終盤は無茶をしてるし。

もう、ふと気が緩んだ時に寝ていました。限界です。久しぶりの布団。

今日でほとんどの旅程はおしまいです。

明日はこの旅の目的地、宗谷岬まで走るだけです。距離にして30km。明日も同じ宿に泊まるので往復60kmです。

そして、明後日、稚内空港から午後の便で東京へ帰ります。

しんどかったぞー!

就寝時間、22:00
走行距離、110kmくらい(雨でサイクルコンピューターがまたも壊れる。今度は再起不能かもしれない)

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