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20日目(2008/9/5)

s:旅館たきざわ(岐阜県) ------→ g:金沢片町(金沢市)
走行距離:209.3km

朝起きて、旅館の周りが山の中だったことに気づく。

朝ごはん付きの旅館だったんけど、朝御飯がとても美味しかった。

岐阜にきたのに、朴葉味噌の存在をすっかり忘れていました。朝ごはんで朴葉味噌が出てきたて思い出しました。

それでは今日も行ってきます。

今日は、まず高山へ。高山の町並みを見たいと思っていました。

途中、旅館の人オススメの雄大な日本アルプスが見られるという橋へ向かう。

3000m級の山々が連なる一帯はどっしりしていて荘厳だ。

コスモスが咲くスキー場があるとのことなので行ってみた。これも旅館の人オススメ。

季節がばっちりで、一面に咲き誇るコスモスを見ることができました。そこには、ソバも植わっていて、なかなか実際に見る機会のないソバの花を見れたのは、いい経験だ。

より道しすぎでで時間がなくなりつつも、高山に到着。まずは陣屋に行ってみる。要は代官の屋敷跡ですね。

中はとても広く、雰囲気があり、さらに蔵の中には高山の歴史なんかも紹介されていて、長い時間楽しめた。高山城って金森長近が作ったらしいです。高山に行くまで誰の領地だったか知らなかったんですよね。戦国時代をもっと知っていたら、こういうところに行ったときに楽しめるんだろうな~。

次に、高山のメインストリートである、さんまちにいってみる。お茶屋さんから食事の店、酒蔵や特産品を売ってみる店と、バライティに富んだ店が並んでいます。建物の作りも昔風で洒落ていて、歩いているだけでも楽しめました。

気づいたら少し外れたところにいってしまい、城山公園というところにたどり着きました。残念ながら高山城は現存していないんですが、その跡地が公園になっているんですね。金森長近の像があったくらいで、あんまり見るところもなかったです。

さんまちに戻り、一休み。喫茶店があったので入ってみる。のどが渇いていたので、抹茶を頼んだ。おいしかったけど、ちょっと薄かったのが残念です。

高山はこれくらいで終了。観光地らしく、たくさんの観光客がいました。

総じて、高山は埼玉の川越みたいな感じ。小さいながらも、古い町並みを町ぐるみで守っていこうという気概が感じられました。

次は、白川郷に行きます。合掌造りはぜひ見たかった。

白川郷までは高速が走っているんですが、あえて下道でトライすることに。地図を見ると、限りなく細い線で書かれていて、不安だったんだけど・・・

結果・・・

これが噂の「酷道」ってやつですね笑。こんなのを30kmは走ってました。めっちゃ疲れた。

命からがら白川郷へたどりつく。おぉ、あれが合掌造りか!

車を置いて、歩きまわることにする。田んぼと家に囲まれた道を歩くだけでも結構楽しいもんです。

高台から白川郷を見渡せる場所があるとのことなので、行ってみることに。
結構高いところにあり、へとへとになりながらも到着。

しかし、高台からの景色はすごい。町ひとつが見渡せるのだ。小さい町で、土地も少ない。米の収穫も少なく、冬は雪に悩まされる。人は、よくそんな町に住むことができたなと思う。人間の適応力はすごい。人間が一番力を出すときは、生死にかかわる時なんだろうか。この過酷な環境に適応できなければ死んでしまうわけですからね。

帰りがてらに、合掌造りの中に入れるところがあったのでいってみる。名前は、「和田家」。

合掌造りは、大きくて急な屋根が特徴的だけど、その中はどうなっているのだろうか気になるところ。和田家で実際に中を見ることができたんだけど、結構な空間がありました。なんでも、倉庫とかに使ってたみたいです。2階建ての建物だけど、容積は3階分くらいありそう。

白川郷を後にして、次は金沢に。今日は金沢を回るわけではなく、宿が金沢ということで。金沢は明日ゆっくりと回りたい。

山をどんどん下りていきます。途中、五箇山があったりしましたが、時間的に無理だった。よってスルー。これからは日本海沿岸部を走ります。これでしばらく山道ともお別れですね。

金沢につく。都会だ~!車も多いし、道も入り組んでて、ホテルの場所がよくわからない。
なんとかホテルを発見し、落ち着いたところで夕飯。金を使いすぎなんでファミレスにしときます。

今日はここまで。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
皆さんも良い旅を。

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