s:ゆうひぽーと浜田(島根県) | ------→ | g:八幡亀の井ホテル (福岡県北九州市) |
走行距離:220.7km |
昨日はバイクの音がうるさくてあまり寝れなかった。
暴走族(死語)が来たのかと思って起きてしまったよ。
萩へ
まず、萩まで行きます。100km走りっぱなし。
萩に着いて、まず向かったのは萩の城跡。今は公園になっているみたいですね。
ぷらぷら散歩。やはり、こういうところは落ち着きます。
一品の家紋。
次に行ったのは、旧城下町の一帯です。高杉晋作や桂小五郎の旧家がありました。
近くにある萩博物館へ入る。
萩の歴史は、関ヶ原の戦いののちに、毛利氏が萩へ入ったことから始まります。巨大な戦国大名だった毛利氏も、関ヶ原で豊臣方にについてしまい(ついたって言うよりは、何もしなかったと言ったほうがいい)、いまの山口県あたりの地域のみの領地になってしまいます。
そのいわばうらぶれた長州が、維新の中核となるのも、いやはや。
幕末の志士がいなければ、今頃日本も中国か東南アジアくらいの生活水準だっだろう。本当に、感謝してもしきれない。
同じように、そのころの中国にも近代化を図ろうとした勢力があったのですが、失敗してしまい、結果、中国は列強の植民地となりました。おそらく、幕末の優秀な人材がいなければ、日本も植民地化していたでしょうね。
次は、秋吉台へ向かいます。札幌であった、同じく日本一周をしていた友人のオススメスポット。
昼を食べようと思ったんだけど、道の駅のガイドによればレストランが付いているはずの道の駅に、レストランがない!なんてこったい。あたりは一面田んぼ模様。秋吉台は山の中だから、これは昼飯抜きか・・・と思っていたら、偶然産地直売のお店を発見。しかもお弁当が売っていたので、購入。500円とは思えないクオリティだ!
そして秋吉台につく。これが秋吉台の風景。岩がごつごつしている。木もなく、なんか不思議な風景だなぁ。
そして、秋芳洞に到着~車を止めて、洞窟に突っ込むぜ!
入口手前の川。急に色が変わっていてビックリ。
中に入る。おぉ、なんて大きいんだ!以前、龍泉洞という鍾乳洞に行ったときは、ずいぶんと細い道を歩いた気がしたが、秋芳洞はとても広くて大きな穴が開いていた。
某友人が、秋芳洞を「赤」と表現していたけど、まさにその通りだった。
にしても、オブジェがどれもでかいこと。どれだけ年月が経ったらこれほどの石筍になるんだか。
田んぼの形をした岩や、巨大な柱があったりで、見ていて飽きない。さまざまな種類の岩があり、それにマッチした名前が付いていて、うまいこというなぁと思う。
しかし広いな~全長約1kmあるらしいよ。1kmにわたってどでかいほら穴が開いている感じ。サイズは、地下鉄の半径で3倍くらいかな。いや、もっとでかいかも。
さて、これからどうしたものか。今日は、北九州まで行ってしまう予定なのだが、時間がまだ3時半だ。下関でフグを食べる野望があったのだが、時間的にも合わないし、金銭的にも難しそうだな。いまから下関に行っても、おそらく5時前についてしまいそうだし。
今日は宿をとってあります。体力がそろそろ限界なんで。これからも、新しい土地に入ったら宿を取って休憩しようかなと思っています。
一気に九州に入ってしまおう。決定。ふぐはもっと大人になってから食べに来ます。
下関を走り、関門トンネルへ入る。
あっという間に九州に入ってしまいました。北海道の時のように、やっときたー!とか思っている時間はなかったよ。
トンネルを抜けると、いきなり市街地なので、運転が忙しく、感慨に浸ることができなかった。
ってか、下関~北九州と、周りの車の運転が粗すぎます。意味もなく車線変更したり、前が詰まっているのに全力で加速したり、煽るのは当たり前って感じで。ちょっと怖かったぜ。
もう疲労困憊の状態で、宿に到着。なかなかいい宿でした。朝飯付き&コインランドリーが使えるということで、函館で泊まった宿よりは値段は高いけど、結構満足です。
ついに九州か~と思いつつも、段々と旅が終りに近づいているのを感じるようになってきました。こんなに充実している日々は今までの人生で初めてなのに、それもいつか終りが来てしまうのかと思うと、侘しい気持ちになります。
そうはいっても、あと15日以上も残っているわけですから、まだまだ終わりは先なんだけどね。
今日はここまで。明日は大宰府~福岡~唐津といきます。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
みなさんも良い旅を。