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25日目(2008/9/10)

s:ゆうひぽーと浜田(島根県) ------→ g:八幡亀の井ホテル
(福岡県北九州市)
走行距離:220.7km

昨日はバイクの音がうるさくてあまり寝れなかった。
暴走族(死語)が来たのかと思って起きてしまったよ。

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萩へ

まず、萩まで行きます。100km走りっぱなし。

萩に着いて、まず向かったのは萩の城跡。今は公園になっているみたいですね。

ぷらぷら散歩。やはり、こういうところは落ち着きます。

一品の家紋。

次に行ったのは、旧城下町の一帯です。高杉晋作や桂小五郎の旧家がありました。

近くにある萩博物館へ入る。

萩の歴史は、関ヶ原の戦いののちに、毛利氏が萩へ入ったことから始まります。巨大な戦国大名だった毛利氏も、関ヶ原で豊臣方にについてしまい(ついたって言うよりは、何もしなかったと言ったほうがいい)、いまの山口県あたりの地域のみの領地になってしまいます。

そのいわばうらぶれた長州が、維新の中核となるのも、いやはや。
幕末の志士がいなければ、今頃日本も中国か東南アジアくらいの生活水準だっだろう。本当に、感謝してもしきれない。

同じように、そのころの中国にも近代化を図ろうとした勢力があったのですが、失敗してしまい、結果、中国は列強の植民地となりました。おそらく、幕末の優秀な人材がいなければ、日本も植民地化していたでしょうね。

次は、秋吉台へ向かいます。札幌であった、同じく日本一周をしていた友人のオススメスポット。

昼を食べようと思ったんだけど、道の駅のガイドによればレストランが付いているはずの道の駅に、レストランがない!なんてこったい。あたりは一面田んぼ模様。秋吉台は山の中だから、これは昼飯抜きか・・・と思っていたら、偶然産地直売のお店を発見。しかもお弁当が売っていたので、購入。500円とは思えないクオリティだ!

そして秋吉台につく。これが秋吉台の風景。岩がごつごつしている。木もなく、なんか不思議な風景だなぁ。

そして、秋芳洞に到着~車を止めて、洞窟に突っ込むぜ!

入口手前の川。急に色が変わっていてビックリ。

中に入る。おぉ、なんて大きいんだ!以前、龍泉洞という鍾乳洞に行ったときは、ずいぶんと細い道を歩いた気がしたが、秋芳洞はとても広くて大きな穴が開いていた。

某友人が、秋芳洞を「赤」と表現していたけど、まさにその通りだった。
にしても、オブジェがどれもでかいこと。どれだけ年月が経ったらこれほどの石筍になるんだか。

田んぼの形をした岩や、巨大な柱があったりで、見ていて飽きない。さまざまな種類の岩があり、それにマッチした名前が付いていて、うまいこというなぁと思う。

しかし広いな~全長約1kmあるらしいよ。1kmにわたってどでかいほら穴が開いている感じ。サイズは、地下鉄の半径で3倍くらいかな。いや、もっとでかいかも。

さて、これからどうしたものか。今日は、北九州まで行ってしまう予定なのだが、時間がまだ3時半だ。下関でフグを食べる野望があったのだが、時間的にも合わないし、金銭的にも難しそうだな。いまから下関に行っても、おそらく5時前についてしまいそうだし。

今日は宿をとってあります。体力がそろそろ限界なんで。これからも、新しい土地に入ったら宿を取って休憩しようかなと思っています。

一気に九州に入ってしまおう。決定。ふぐはもっと大人になってから食べに来ます。

下関を走り、関門トンネルへ入る。

あっという間に九州に入ってしまいました。北海道の時のように、やっときたー!とか思っている時間はなかったよ。
トンネルを抜けると、いきなり市街地なので、運転が忙しく、感慨に浸ることができなかった。

ってか、下関~北九州と、周りの車の運転が粗すぎます。意味もなく車線変更したり、前が詰まっているのに全力で加速したり、煽るのは当たり前って感じで。ちょっと怖かったぜ。

もう疲労困憊の状態で、宿に到着。なかなかいい宿でした。朝飯付き&コインランドリーが使えるということで、函館で泊まった宿よりは値段は高いけど、結構満足です。

ついに九州か~と思いつつも、段々と旅が終りに近づいているのを感じるようになってきました。こんなに充実している日々は今までの人生で初めてなのに、それもいつか終りが来てしまうのかと思うと、侘しい気持ちになります。

そうはいっても、あと15日以上も残っているわけですから、まだまだ終わりは先なんだけどね。

今日はここまで。明日は大宰府~福岡~唐津といきます。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
みなさんも良い旅を。

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