シェアする

23日目(2008/9/8)

s:舞鶴とれとれセンター
道の駅(京都府舞鶴市)
------→ g:ポート赤崎(鳥取県)
走行距離:234.2km

天気はあいにくの雨。今日はまず、日本3景のひとつ、天橋立を見に行きます。

舞鶴から天橋立まではすぐ近く。約30kmほどです。
若干寝坊したこともあり、着いたのは9時過ぎでした。幸い天気は回復してきた。

スポンサーリンク

京都の裏側

まずは、天橋立を歩いてみようと思います。

感想は、とにかく長い!写真でみるとそんなに大きくは見えないけど、実際は3kmほどあるっぽいです。端まで行こうと思っていたけど、あまりの長さに断念。

砂浜で釣りをしている人や、マラソンをしている人もいて、観光地とはいえ日常的な感じでした。時間が早かったこともあり、観光している人も少なかったです。

そして、次は、山のほうから天橋立を見てみようと思う。

頂上からの景色。
日本三景の中で一番すごいと思った。天橋立の美しさもあるけど、波があまり立たない湾内の海もとてもきれいで、そして背面には山で、ひとつの完成された絵みたい。

これほど、写真で伝わらない風景もないと思います。ぜひ行ってみてください。

しかし、何故か頂上は遊園地になっているんですよね。 観覧車とかパターゴルフとか、なぜここに作ったのかと。せっかくの興が削られてしまうではないか。

ちなみに、山頂へはリフトを使って行けます。これもいまいち。歩いて行くからこそいいのに。
そう思ってあちこち歩いて登れる道を探したんだけど、残念ながらなかったんだよ・・・

天橋立はすごい。交通の便が悪いので、他の日本三景よりも行くのが大変だけど、これは行ってみたほうがいい場所だと思う。京都からもっと近ければいいんですけどね。

しかし、序盤でお金を使いすぎて、あとはもうどこもいけなくなりました。
城崎温泉に行きたかったんだけど、お風呂に入る余裕がない笑。何しに行くんだか。なんで残念ながら行くのを断念。

途中で、餘部鉄橋というのを見に行く。

餘部(あまるべ)鉄橋は、鉄道の鉄橋で、とても巨大で、しかも単線だからとても細く、電車にいると空中に浮いている感覚になるような、そんな橋らしいです。

しかし、下から見ても見ごたえがある。鉄道ファンには有名なようですね。写真を撮っている人も多かったです。

なんでも、この鉄橋、なくなってしまうようで、工事をしていました。残念ですね。安全に人を運ぶためには、しょうがないことなのかもしれない。生のあるなしにかかわらず、すべてのものは散り際が最も美しい。

途中であまりに眠くなり、仮眠。だいぶ疲れがたまってきました。そろそろ広々と横になれる旅館でもとってしまおうかしら。

起きた後に、次は鳥取砂丘へ行きます。山陰で一番楽しみな場所でした。
目標は、砂丘で夕陽を見ることです。朝に行こうか夕方に行こうか迷ったんだけど、結局夕方に行くことにした。

道を走っていると、鳥取砂丘の文字が。そして、視界が開けると・・・違和感のある風景に思わず絶句する。

水の国、日本。なのに、砂漠なんですよ。不思議な感じです。

展望台があるというので、まずは遠くから見てみることに。

なんて雄大なんだ。この一角だけ、アフリカなのか?笑。でも、思っていたよりも小さかったかも。海岸線一帯が砂丘なのかと思っていたけど、そんなことはなかったです。いや、とても大きいんですよ。それでも。

リフトがあり、それで砂丘まで行けるとのこと。またか笑。
さすがに今回は歩いていけるだろうと思い、使いませんでした。

下に降りて、砂丘に出てみました。

しかし、砂が細かい。サンダルを履いていってよかったです。

間近で見ると、遠くで見た時とは違って、砂丘はとても大きく見えました。
まるで、壁のようだった。人が米粒のようだ。その壁の上まで歩いて行けるようなのでいってみた。

頂上に着くと・・・おお!海が見えた!なんて青い海だ。砂浜、海、空と合わさって、とてもいい情景だ。

砂丘に座って、しばしのんびりとしていました。周りには、似たように座っていたり、寝ていたりしている人も多かった。カップルなんかは、海際まで出ていて、遠くから見ると、それがとても絵になっていた。
ほんと、人が点みたいなんです。何もなく、遠くまで見渡すことができる。

ぷらぷらしていると、砂丘の中に緑の部分があることを発見する。いってみると、草が生えていた。砂漠に生える草のようだ。

そのまま待つ。すこし早く着きすぎたので、長い時間砂丘に立って、待っていた。

はっきりと気温が下がってきたことがわかる。
そして、だんだんと空が赤くなってきた。

砂丘と夕日と、なんて相性がいいのか。最高の景色だ。

すっかり満足して、車に戻る。砂はさらさらとしていて、足や手はあまり汚れていなかった。
砂漠という巨大な循環装置によって、何もかもが純粋なものに帰するのかと、そんなことを考えた。頭のいい人も、運動のできる人も、総理大臣も科学者も、犬も猫も、草木も花も、有機物も無機物ですらも。ここに在れば、みんな似たようなものです。

だいぶ時間がたってしまった。とっとと飯を食べに行きます。
せっかく鳥取市街地が近いので、市街地でなんかないかと探す。結局吉野家になりましたが笑。

もうちょい距離を稼いでおこうと思い、頑張って進むことにする。
r9は快適走行でした。途中、無料の高速道路もあり、スピーディにたどり着く。

道の駅に到着。なんと、24時間のコンビニを併設している。ついに道の駅はここまで来たか!

普段、夜はラジオをかけているのですが、どうチューニングしても、ハングルのラジオしか入ってこないんですが笑。さすが鳥取というか。ちなみに、山陰には、民間のラジオ局は一つしかないんです。困ったもんです。

北海道から本州に戻って、道の駅に旅人がほとんどいないのが残念です。
北海道は、道の駅はそれはもう宿泊施設化のごとき数の人がいたんだけどな~。
朝起きると車が全くないのもなんかさみしいものです。

今日はこれまで。明日は米子~境港~松江~出雲~石見と盛りだくさんでお届けします。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
みなさんも良い旅を。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする