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22日目(2008/9/7)

s:山中温泉道の駅
(石川県加賀市)
------→ g:舞鶴とれとれセンター
道の駅(京都府舞鶴市)
走行距離:243.0km

久しぶりに車の中で寝たんだけど、結構よく寝られた。もうどこでもバッチコイだね!

起きて顔を洗って、いざ出発。
それでは、今日も行ってきます。

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西日本へ向かう

まずは東尋坊を目指す。ついでに、朝飯を探していたんだけど、国道沿いを走っているのになかなかお店がない。しょうがなく、大きい国道まで出てやっと見つけた。カップの味噌汁、うまいです。完全にコンビニに毒されている笑。せっかくの日本一周なのにこれでいいのか?

東尋坊までの道の途中に、越前松島というところがあったので行ってみた。岩場にあがれたり、洞窟があったりと、結構面白かった。

東尋坊につく。車を止めて、岩場のほうに行ってみる。東尋坊は、世界的にも珍しい岩群なんだだそうです。

たしかに一見すると、独特な岩石だなと思った。けど、見て感動するといったものでもなかったかも。これのどこが珍しいのかってのがよくわからなかった。残念ながらそこまで岩に詳しくない。

遊覧船があったのだけど、スルー。船から見たらもっといいものが見れたのだろうか。

昼飯は、福井名物ソースかつ丼。もう、全国各地のB級グルメを制覇しそうな勢いですね。

店は駅前の店にしたんだけど、近くに県庁があって、ちらりと見えた。堀の中にある県庁ってかっこいいですね。城跡に立てたのか。

お店は、ガイドブックお勧めの店。入ってみたが、日曜だからか11時なのに人がたくさんいた。

かつ丼を注文。おお、てんこもり!

おいしいじゃないか!こいつはまた。ジューシーで味付けは甘すぎず辛すぎず、いい具合の味でした。

そして、つぎに向かうは三方五湖。
5つ湖があって、それらが全部色が違うという・・・果たして・・・

一つ目。薄い水色。

そして二つ目、おお、色が濃い!濃い青をしていました。

三つ目・・・うーん、しいて言えば上の二つの中間かな。

四つ目・・・うぅ、もう違いがわからない。
そして、もうこれ以上違いはないだろと、たかをくくって五つ目を見に行くと・・・

なんと、水草で緑色になってました。これは予想外だ笑。

道中、またあほみたいに狭い道を通ってしまった。白河郷の再来・・・。
これでしかも対向車がガンガン来るのだもの。
もう絶対に、地図上ですら細くなっている道は通らないと誓いました。

途中、道の駅で風呂に入る。ほんと、道の駅は助かります。風呂が付いていると特に。

今日の目的地は、舞鶴です。早くも京都突入!

舞鶴について、道の駅で夕御飯。海鮮丼を食べました。北海道で食べた物よりかは味は劣ったけど、それでも十分うまい。

今日はここまで。以下駄文なんで時間のある方にどうぞ。

以下駄文。

さて、先日歩いて沖縄まで旅している人の話をちょろっとしたけど、覚えてる人はいるだろうか?たぶん一人も覚えていないだろうという、無駄な自信があるけど。

その人からメッセージをもらいました。

曰く、「自分を見つけるというのではなく、見るのは自分以外で、他者とのかかわりで得たもの、それによって自分がどう変わるかというのが結果なんだと思っています。」

このメッセージをもらって、ふと、自分は何でいまこうして旅しているのか、考えなおしてみました。

最初は、ただ、ここ日本に、見たいものがたくさんあったから、自分は旅に出ようと思いました。

そして、小さい頃から日本一周というのに憧れていて、いつかはやってやろうと思っていたこともあり、いっちょやってやろうじゃないかという気になったわけです。結果、日本一周にはほど遠い計画になってしまいましたが・・・

ただ見たいものがあったから。よく、自分探しの旅をしてるように思われますが、実はそうではなかったりします。

おそらく、旅をしている人の中で、自分探しをするために旅に出たという人は、ほぼいないと思う。自分探しなんて家でもできるわけで。

他にも、自分はこの国に生まれて、この国のことを全く分かっていないと感じたことも理由です。あとは、去年初めて一人で旅行をしてみて、結構楽しいなと思ったのも。

計画を練っていくにつれて、旅をして何が得られるのかを考えるようになりました。

自分が思っていた、自分が旅をした結果というのは、異質なものに触れることができる、ということ。異質なものと、一人になってまったくの偽りのない自分が出会ったら、自分の核の部分にまで到達できるんじゃないかな、ということ。

でも、実際はそんなことはなかった。自分は、もうすでに凝り固まってしまっていて、自分の本質というものは変化しないようです。考えてみれば、いつだって自分は自分というものを規定しようとして生きてきた気がする。それを今になって変えるなんて、土台無理な話ですよ。
だから、上のメッセージをもらった時に、あぁ、この人はすごいなと感じたんです。そして、自分はなんてのうのうとしているのかと。その人とはどうやら家も年齢も近いようなので、さらにぐっとくるものがあります。

じゃあ、少なくとも日程の半分が過ぎた今、自分が思っていることは何かというと、それは自分の肯定でしかないんですよね。当たり前すぎて笑ってしまいます。

でも、自分は、少なくとも自分が考えていたほどダメな人ではなかったのかもしれない。しっかり思考ができていてると思う。

そうして、自分を肯定できて、そして、これもまたわかりきっていたことに行きつきました。それは、考えが先行して行動できていないこと。そして、その理由も。意思伝達能力のなさと、あとは持病。あんま人に話したことはないけど、実は変な持病を持ってたりします。

結局、考えが一順繰りしただけで、何も変わらない。上の人のように、何かを変えることは出来そうもないです。

一つだけ、変わったことは、考えをめぐらすことで、はっきりとした自信がついた、ということかもしれない。

ともあれ、旅の主眼が行きたい所に自分の力で行く、ということには変わりありません。なんで、こういうのはあくまで付随物です。
結局、日々をいかに楽しむかが最大の目標であるわけです。
だけど、その中で何か得られるものがあったら、それはそれで嬉しいわけです。

まとまらない文章ですが、最後まで読んでくれてありがとうございます。

以上駄文。

明日は、天橋立~鳥取砂丘がメインです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
みなさんも良い旅を。

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