シェアする

39日目(2008/9/24)

s:龍神道の駅(和歌山県) ------→ g:紀宝町ウミガメ公園
(三重県)
走行距離:231.1km

昨日の夜はほとんど車が通らずに快適に寝られた。けど、あまりに人通りがないとなんかあったらちょっと怖いよな・・・

さて、山の中心で目が覚めたので、朝飯を食べるまでにどれくらい時間がかかるかが気になるところ。あてもなく走りだす。それが旅の真骨頂。

それでは今日も行ってきます。

・・・結局50kmも走ることになった。道中他の車も信号もほとんどなかったからそこまで大変でもなかったが。

スポンサーリンク

白浜へ行く

朝飯を食べて、向かったのは白浜。美しい海と温泉で有名です。紀伊半島屈指のリゾート。

まずは、神島というところに行きました。神島は、三島由紀夫の小説、「潮騒」のモデルになったところです。

「その火を飛び越えてこい!」

まぁ、普通の島でしたが笑。
しかし、そこに至るまでの道には、小さな港があったりして、結構忠実に書いてるんだなって思った。

そして、こちら、円月島。危うく気付かず通り過ぎるところでした。

変わった形の岩です。中央に空いた穴に夕日がはまると、とても神秘的な風景になるそうだ。

次に、白良浜。読みは、「しららはま」です。この瀟洒な名前からしてかなり期待できる。

驚きの白さ!

真っ白な砂に覆われている。海の色もきれいです。今日は時期にしたら暖かい日だったので、泳いでいる人もいました。

やはり、いい名前の場所は、中身もいいです。名は体を表す。

いいな、白浜。関東から来るにはちょっと遠いのが難点だけど、かなりの魅力を持っている。宿泊設備も良さ気。

さらに、千畳敷。これもすごい。岩畳も、岩の色が白できれいなんだけど、波しぶきが岩に重なることで、海の色が白になり、それがとてもきれいだと思った。

最後に、平草原。山の上に平原が広がっていて、庭やお花畑があったりします。白浜温泉の資料館とかもあって、なかなか楽しい。

次に来たのは串本。実は、本州最南端はここの潮岬というところだったりする。私は山口なのかと思ってましたが。

串本は、カツオが有名らしいです。カツオを茶漬けで出す店が評判らしく言ってみたが・・・定休日。なんかこのところ異常についていない気がする・・・

他の店もすべてお休み。串本的には水曜日が休日なのか?

しょうがなく、ファミレスで飯を食うことに。こうなったらとことん節約してやる!

飯を食った後に、潮岬へ行ってみることに。

本州最南端はこんな感じです。どっちかって言うと、最北端の大間のほうが開けていて視界は良かったかな。でも、南というだけあって、海の色はきれいだった。

船が見えた。大きさからいって、おそらく、マグロの遠洋漁船だろうか。隣の勝浦はマグロで有名らしい。

さて、潮岬を後にして、向かうは熊野。熊野の三山をすべて回ろうと思う。

三山とは、本宮、新宮、那智の三つをさします。

でも、今日は那智だけで精一杯でしょう。

那智は、どっちかというと滝で有名だと思います。那智の滝という名前はよく聞くと思う。

滝を見に行った。めっちゃ高い所から落ちてくる。うーむ、知床のオシンコシンの滝のように巨大で迫力のあるものを見てしまうと感動にかけるなぁ。

次に、社殿のほうへ。しかし、これがきつかった。車を置いて、階段をひたすら登る。参拝客の多くはお年寄りだったんだが、かなりきつそうだった。私も結構きつかった。

熊野那智大社は、多くの神々を祭っていますが、主祭神はイザナミノミコトです。

ここでも写真を撮ってくれるように頼まれる。そんなにたのみやすそうなのか?

神社の境内からも滝が見える。天気が良くないとみれないらしい。今日は、晴れで、むしろ日差しが照りつけて暑いくらいだった。

昨日風呂に入っていないので、今日は入りたい所。だいぶ汗もかいたし。

那智駅の隣に風呂があるらしいので行ってみる。

中には他に誰もいなかった。貸し切りだ~!

無駄に湯船で泳ぐ。誰もいないと普段やっちゃいけないことをやりたくなる笑。

夕御飯は、勝浦港でとれたマグロにしました。港の目の前にある店に入ってみた。これは期待できる。

実は、私はそんなにマグロが好きじゃなかったりする。どっちかっていうと、白身魚のほうが好きです。

しかし、ここで食べればそんな印象もかわるはず。

マグロ丼を食べてみた。オススメといわれたので。

うむ、うまい。・・・が、うまいんだけど、やはりマグロはマグロか。やっぱ白い魚のほうが好きだな。

印象は変わらなかったです。

今日は、新宮の近くに泊ります。

紀伊は、本州の北海道って感じな気がする。道はガラガラだし、店は少ないし、でも雰囲気は良くて、海もきれいで、とてもいいところだ。

紀伊半島を回り終えるとこの旅は終了したようなものです。おそらく、東海に入ると旅という感じではなくなるだろうから。

最後の放浪を楽しもうじゃないか。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
みなさんも良い旅を。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする