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【まとめ】日本一周旅行 総まとめ

さて、自分はこの旅で何を見てきたのだろうか。

輝く湖、広大な大地、荒々しい岬、のどかな田園風景、広い海、青い海、緑の海、白い海、自転車でひた走る人達、同じく車で寝泊まりする人達、自分の街で日々暮らす人達、巨大な都市、小さな町、歴史ある街並み、作られた計画都市、神社仏閣、教会、日本庭園、捨てられたゴミ、守られている自然、親切な人、そうでない人、運転の荒い人、思いやりのある人、・・・等々。

俺は、これらのものを見ながら、何を考えていたのか、それは、たった一言で言うことができる。

日本は、世界は、美しい。

と。

この世界は、なんて美しいものに囲まれているのだろうか。もっと美しい場所、すでに失われた美しい場所があるといわれるかもしれないが、少なくとも俺が見た世界は、光り輝くものに違いなかった。

俺は、この美しい世界に生まれて、育まれて、とても幸せだと思う。

たとえ捨てられたゴミを見ても、悲しい気持にはならなかった。なぜなら、俺が小さい頃黒い煙を吐き出していた工場の煙突から、今、吐き出されているのは、白い煙だからだ。

人間に絶望することはなさそうだ。

変わりゆく世界の中で、人間は確かに良い方向に向かっている。そう実感できた。

人間は、世界を良くも悪くも変えていくことができる。時に派手に破壊し、そしてまた創造し、繰り返すことで、前よりも素晴らしいものを作っていけるはずだ。
こんな言葉がある。

「世界は美しい 悲しみと絶望に飲み込まれてさえ、その瞳を開きなさい」

俺は、年老いたあと、またこの世界を見つめなおしたときに、世界はやっぱり美しかった、と思えるだろうか?そして、それを自分の子供に自信をもって伝えることができるだろうか?
今の俺には、自信を持って言える。できる、と。

さあ。進もう。俺達は、これから作る側になる。

この旅で出した排気ガスの分以上に、この世界を、この日本を、この街を、そして自分の家族を美しく、幸せにしなければならない。

この旅に出て、本当によかった。見たことのないものを見れた。感じたことのない気持ちを感じた。自分を連れて行ってくれた、すべての人、もの、そして、自分を迎えてくれたすべての人、場所に感謝します。ありがとうございました。

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